【ヨーゼフ・ニーマンド】
偽名:Josef・niemand(ヨーゼフ・ニーマンド)
T4・Y(ティーフォー・ワイ)
堅州(カタス)
本名:不明(覚えていない)
出身:不明(覚えていない)
言語:共通語、特殊言語
種族:人間(現在は不明)
性別:男性
年齢:不明(覚えていない)
身長:186cm
体格:ある程度筋肉質
頭脳:一部天才的・精神面に異常あり
誕生日:不明(覚えていない)
一人称:お兄さん・おれ
二人称:きみ
好き:双子(かわいいモルモットたち)
嫌い:わからない
仕事:迷い込んで来た人間の子供を帰す/その他は確保/実験
見た目:無精髭の近所にいそうなおっさん/黒い作業着とよれた白いTシャツ/焦げ茶の短髪/茶色と青のオッドアイ
「どこからきた。何でこんなとこに来たんだ」
「そんなに慌てるな。管轄外に行っちまったら帰せなくなる」
「駅は玄関だ。開いていても勝手に出入りしちゃならない」
「よく似ていても、違うモンは違うんだよ」
「戻りたいなら自分の足で帰んな。デンシャは駄目だ。あいつは勝手に行き先を変えやがる」
「あのさ…もう今月何人目だと思ってんの。そりゃお兄さんだって仕事だからやることはやるけどさ、もうとっくにノルマ達成してるんだよな」
「おっさんって…案内しといてもらって失礼だな、きみは」
「人間ってのはこの世界では頂点にいないの。だから、迷い込んできた野良犬みたいなもんなんだよ。」
「おれはもう、そっちには戻れねぇんだ」
「おにいさんは、あいつらの飼い犬だからな」
「そりゃ、知ってるさ。おれもきみと一緒で迷子だったからな。でも、きみはまだ帰る場所が分かるだろ」
「腹が減っても、ここのもんは食うな。食事ってやつは自身を作るものだ」
「かくいう俺も、それで帰れなくなったんだけどな」
「むこうの菓子か …懐かしい味だ」
「きみはいつから来た。…あぁ、大分ずれちまってるんだな」
「ここに来たいなんて思うんじゃないぞ。もう一度ここに来ても、おれにはきみが分からないかもしれない。それにきみだって、おれを忘れるだろ」
「名前…あぁ、おれのか? なんだったかね。ずっと前に忘れちまった。今はヨーゼフと呼ばれることが多いが、後は数字で呼ばれるよ」
「時空管理とかしてると思ってるのか?まさか…よく言っても放牧犬だよ。迷い込んでくるやつを捕まえたり、正しい場所に戻したり。まぁ、ノルマ達成できなきゃ汚れ仕事に回されるけどな」
「もう人間として生きていける身体じゃないんだ。きみの世界に行ったらすぐ死ぬさ」
「せっかくお兄さんが返しても、なぜか帰ってきちゃうやつらが多いんだよ。こっちの空気が合うのかね」
「怖かったか。大丈夫。たぶん帰せる」
「帰ったら病院にいきな」
「悪いことをした子は、怖い鬼に脚をちょん切られるんだぞ。おにいさんみたいにな」
「ここにあるものは全部偽物だと思え。お前にとっての本当の世界はこっちじゃない」
「ここのものを持っていくな。全部置いてけ。ここのやつらはそういうことに煩いからな。すぐ取り戻そうとする。帰したことが無駄になっちまう」
「他の奴らときみの言語は違う。何を言っても無駄だ。鳴き声にしか聞こえない」
「もう、覚えてねぇもん。仕方ないんだ、お兄さんはここで死ぬまで生きる」
「もどしてはやれねぇけど、ここよりはいいところだ」
『時空のおっさん』
人間。迷い込んでしまい、あちらの世界の食べ物を食べて帰れなくなり、捕獲されそのまま暮らすはめになった。昔のことをほとんど覚えていない(人体実験の生き残り)。子どもには優しい。迷い込んできた子どもを帰す、迷い込んできた人間を捕まえる仕事をしている(させられている)。ノルマを達成しないと人体実験(主にする方)に回される。
大人には容赦がない。双子は捕獲。
片脚義足。
双子を可愛がる半面、人体実験を行う。